やきもののある空間
小原記念館
玉川学園校内の小高い聖山の中腹に、創立者小原國芳が過した住居がありました。國芳は、ここで学生や教員と語り合い、数多くの著作を生み出しました。
同窓生にとって思い出深いこの家は、往時の様子を残しながら「小原記念館」として、2017年に改装されました。
2階に上がる階段からは、國芳が生活していた頃と同様の居住スペースを展示室として開放し、創立当時の様子を含めた貴重な資料などを展示しています。
第2回文化・芸術展では、2階の和室に陶芸の展示をおこなっています。
瀧口 喜兵爾

Takiguchi Kiheiji

陶芸
瀧口 喜兵爾
Takiguchi Kiheiji
卒年
農学部農学科1960
作品名
黄瀬戸宝珠香合
キセトホウジュコウゴウ
德澤守俊

Tokusawa Moritoshi

陶芸
德澤守俊
Tokusawa Moritoshi
卒年
農学部農学科1967
作品名
焼締朝鮮唐津雫形花器
ヤキシメチョウセンカラツシズクガタカキ
29.8 x 23.6 x 18.2 cm
私は玉川の中学部から大学まで11年間お世話になりました。玉川のオヤジが古希の歳に入学したと記憶しています。在学中は好きな事をして学生生活を楽しませていただきました。卒業後、裸一貫、唐津焼人間国宝中里無庵先生のもとで丁稚奉公を致しました。唐津焼については解らぬ事ないと思う程、スポンジが水を吸い取るような学びの毎日でした。その後福岡県須恵町に窯と仕事場を構え唐津焼の技法の基に私なりの造形の作品を造っています。
主な活動歴
1983年 日本工芸会正会員となる
2005年 佐賀県立有田窯業大学校
非常勤講師(5年間)
2007年 日本伝統工芸展
文部科学大臣賞受賞「文化庁」買上げ
2010年 智美術館大賞展 優秀賞受賞
2012年 伝統工芸陶芸部会展 日本工芸会賞受賞
2015年 田部美術館大賞展 奨励賞受賞
松崎 健

Matsuzaki Ken

陶芸
松崎 健
Matsuzaki Ken
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1972
作品名
遊玄陶塊石花器
ユウゲントウカイセキカキ
23 x 35 x 16 cm
大地のエネルギーを表現したもので湧き上がるマグマの様な力と原土の荒々しさが生命を感じさせる。
このドーム型の物の生命力が輪廻予感させる。
主な活動歴
1950年 日本画家・松﨑脩己の三男として東京に生まれる
1972年 玉川大学芸術学科陶芸専攻卒業後、島岡達三の門に入る
1977年 益子町に築窯、現在に至る
1978年 京王百貨店新宿店にて個展(以後毎年)
1980年 阪急百貨店 大阪うめだ本店にて個展(以後毎年) 
1986年 国画会・会員
1993年 ニューヨークELYSIUN ART 近代日本陶芸展にて師弟展
ニューヨークBABCOCK GALLERIES にてSix Master Potters at the Modern Ages展(濱田庄司、島岡達三、松崎健、バーナード・リーチ、ウォーレン・マッケンジー、ランディ・ジョンソン)
2000年 栃木県立美術館にて[栃木県美術の二十世紀Ⅱ]千年の扉展
2001年 イギリス RUFFORD GALLERY JAPAN EXHIBITION AT RUFFORD 2001展
2002年 ボストン PUCKER GALLERY BOSTONにて個展(以後隔年)
ロサンゼルス Japanese American Cultural and Community Center にてEMERGING CONTENPORARY JAPANESE CERAMIC ARTIST 展
2003年 イギリス Goldmark Galleryにて個展(以後隔年)
2006年 ボストン ハーバード大学にてワークショップ
2008年 ボストン KEN MATSUZAKI BURNING TRADITION 作品集製作
2015年 日本橋三越 美術特選画廊 松崎健陶展(以後3年毎)
2019年 益子 黒田泰三・松崎健 RESONANCE展 益子陶芸美術館
加藤 令吉

Katou Reikichi

陶芸
加藤 令吉
Katou Reikichi
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1976
作品名
緑影悠久
リョクエイユウキュウ
67 x 12 x 33 cm
現代的な建築物をイメージした形態に森の緑の陰影と陽の世界を表現した。技法はタタラ造りで二種類の化粧土で彩泥した後、伝統的な緑釉を施釉して酸化焼成した後上絵で金とプラチナで彩色。
主な活動歴
1985年 日展 特選受賞
1997年 日展 特選受賞
2006年 日展 会員賞受賞
2019年 東海テレビ文化賞受賞
2020年 名古屋松坂屋美術画廊個展
2021年 名古屋JR高島屋美術画廊個展
湯野川 恵

Yunokawa Megumi

陶芸
湯野川 恵
Yunokawa Megumi
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1977
作品名
ウカ
ウカ
28.0 x 52.0 x 31.0 cm
姿情の変化の途中の形。
変態に見立てウカと題しました。
主な活動歴
1977年 玉川大学文学部芸術学科美術専攻卒業
1978年 瀬戸市加藤釥先生に師事
1984年 富津市鹿野山窯の専属作家になる
1996年 独立
現在 日展会友・日土会評議員・千葉県美術会常任理事
十一代大樋長左衛門
(年雄)

Toshio Ohi Chozaemon XI

陶芸
十一代大樋長左衛門
(年雄)
Toshio Ohi Chozaemon XI
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1981
作品名
大樋窯変花入
オオヒヨウヘンハナイレ
20.0 x 3.5 cm
ロクロで引いたいくつかのパーツを、後に組み合わせてまた削る工程を経て制作した花入。まだ作品が熱いうちに窯からひきだす楽焼に用いる焼成方法を用いた。このような制作方法で、これだけ大きなサイズの作品を可能としている作家は少ない。
主な活動歴
1958年 十代大樋長左衛門の長男として金沢に生まれる
1984年 ボストン大学大学院修士課程修了 (M.F.A)
1998年 月心寺(金沢)にて得度。得度名「大玄雄月」上座
2007年 裏千家坐忘斎御家元より茶名「宗炎」拝受
2016年 文化庁長官アドバイザリーメンバー
2016年 十一代 大樋長左衛門襲名
受賞歴
2002年 金沢市文化活動賞受賞
2002年 第34回日展「特選」受賞、2005年 第37回日展「特選」再受賞
2004年 グッドデザイン賞受賞 アイウェア(経済産業省)
2009年 第41回日展「会員賞」受賞
2011年 第1回中国•景徳鎮世界陶磁器公募展覧会 入賞
2012年 工芸未来派展招待出品(金沢21世紀美術館)
2013年 第7回京畿世界陶芸ビエンナーレ招待作家(韓国利川陶芸美術館)
2015年 第54回日本現代工芸美術展 最高賞「内閣総理大臣賞」受賞
2015年 工芸未来派展招待出品 アート&デザインミュージアム(ニューヨーク)
2015年 「十一代長左衞門 襲名記念展」高島屋(京都、東京、米子)金沢香林坊大和
2016年 「日本の工芸展」 招待出品 在米国日本国大使館広報文化センター(米国)
2017年 「十一代長左衞門 襲名 記念展」高島 屋(大阪、名古屋)
2017年 「現代の茶陶展」招待作家 茨城県陶芸美術館
2017年 「我愛展」招待作家 台北ホワイトストーンギャラリー (台湾)
2017年 第 46 回石川県インテリアデザイン賞受賞
2018年 第 57 回現代工芸美術展「文部科学大臣賞」受賞
2019年 外務省 「日本ブランド発信事業」
マイアミ USA 及びサンパウロ ブラジル) にて 個展・ 講演会・ ワークショップ
小山 耕一

Koyama Kouichi

陶芸
小山 耕一
Koyama Kouichi
卒年
文学部芸術学科美術専攻1983
作品名
金彩正燕支幾何文四方鉢
キンサイショウエンジキカモンヨホウバチ
46 x 46 x 11.5 cm
この作品は金を釉薬に融かし込むことで桃色に焼き上げ、さらに金箔を焼き付けています。燕支とは中国に実在する山の名称で、紅花の意。
主な活動歴
1997年 朝日陶芸展 特別賞
2003年 伝統工芸新作展
東京都教育委員会賞
2011年 伝統工芸陶芸部会展 日本工芸会賞
2015年 陶美展 日本陶芸美術協会賞
2017年 日本橋三越にて個展
日本工芸会正会員
工藤 順子

Kudou Junko

陶芸
工藤 順子
Kudou Junko
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1984
作品名
彩磁流水図長方鉢
サイジリュウスイズチョウホウバチ
16.5 x 20.2 x 52.6 cm
清らかに自然に任せて流れる水の透明感や、奏でる様な煌めきの重なりをうつわに込めたいと願っています。
磁器土を石膏型に当て、乾燥させながら削り出し、素焼後曲面に合わせて下絵付。
施釉、本焼焼成後、上絵付をしている。
作者略歴
1984年 玉川大学文学部芸術学科美術専攻卒業
1986年 東京藝術大学大学院修士課程陶芸専攻修了 玉川大学文学部芸術学科助手('92年迄)
1987年 朝日現代クラフト展入選(1992、1994)
1989年 国際陶磁器展美濃1989入選
1992年 伝統工芸新作展入選(1993、1995、2001、2002、2003、2004、2005、2007)
1993年 赤坂乾ギャラリーにて個展、日本橋三越にて二人展
1995年 麺鉢大賞展入選、高岡クラフトコンペ奨励賞受賞
2002年 日本橋髙島屋美術画廊にて個展(2003、2005、2011、2015、2019)
2008年 東日本伝統工芸展入選(2012、2013、2014、2016、2017、2018)
二見 光宇馬

Futami Kouma

陶芸
二見 光宇馬
Futami Kouma
卒年
農学部農学科 2000
作品名
掛仏 観音菩薩立像
カケボトケ カンノンボサツリュウゾウ
60 x 10 cm
出身地熱海の山中にて野焼きしました
主な活動歴
1976年 静岡県熱海市生まれ
2008年 陶器にて仏像の制作を始める
2013年 阪急うめだ本店 新宿タカシマヤ 日本橋髙島屋
2014年・2016年 gallery a To kou 昂 kyoto
2015年 京都に工房を移す
2017年・2019年 うつわ菜の花
2018年・2020年 阪急うめだ 日本橋髙島屋
井上 惠介

Inoue Keisuke

陶芸
井上 惠介
Inoue Keisuke
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1986
作品名
樹皮文灰釉扁壺
ジュヒモンカイユウヘンコウ
18 × 57 × 36 cm
手を動かしている中から生まれた樹皮模様、中広の形により、遠い山々を思い、そこから流れる火が大地を潤し生命を育くむ。そんな事を思いながら制作した作品です。
主な活動歴
1992年 伝統工芸新作展入選(以降6回)
1997年 第14回日本陶芸展入選
1999年 神奈川県美術展入選(以降4回)
2004年 全陶展入選 以降4回
2007年 全陶展入選 奨励賞
2009年 日本工芸会神奈川研究会会長賞