彫刻のある空間
彫刻のある空間
玉川学園創立90周年、そして100周年に向けたキャンパスの再整備計画にて「STREAM Hall 2019」は“異分野融合の学びを育む場”をコンセプトに、工学部・農学部・芸術学部が融合した教育を進めていく「ESTEAM教育」の拠点となりました。
建物を覆う金属製ルーバーは日射と自然通風のコントロールという役割を担っています。また、ルーバーには風を通す穴がいくつもあけられており、これが全人教育の6つの価値「真、善、美、聖、健、富」を意味するモールス信号がデザインのモチーフになっています。
坂上 直哉

Sakagami Naoya

彫刻
坂上 直哉
Sakagami Naoya
卒年
高等部 1965
作品名
虹に向かって
ニジニムカッテ
5.9 x 13.4 x 5.3 cm
このホールに舞っている翼は、様々な科学技術により、見る人々に語りかけています。アートとサイエンスは人類発祥から何万年と共に歩んできましたが、17世紀半ばの産業革命を契機に離婚してしまいました。
美は時代の流動に揺籃され、地下水のごとく流れています。今、再び、アートとサイエンスは手を携え、IT・AI革命を分母として、この時代の未だ見えない美を掬い出し形象化します。

アートは人の創りしもの  サイエンスは神の創りしもの

 翼は様々な科学技術により皆さまに語りかけます。ステンレスは レインボー発色技術、スパッタリング技術、エンボス技術(アート彩色技術としては世界初)。
光学技術は回折格子、光学クリスタルプリズム。

 アートとサイエンスは人類発祥と共に何万年と共に歩んできましたが17世紀半ばの産業革命と共に離婚してしまいました!  そして今再びアートとサイエンスは僅か300年弱の別居を解消し、手を携えIT・AI革命を分母とし共に歩み始めました。
美は時代の流動に揺籃され湧水のごとく地上に溢れ出します、人が脳内で思考すること、サイエンスが宇宙の姿を開示してくれること・・不思議・・ それを時に受信します・・・未だ見えない形象、そしてそれは 夢。
主な活動歴
「アートワーク空」を主宰、アーティストとして設計と建築空間におけるワークを開始。
1995年 「アートアソシエイツ八咫」を設立。外部とのネットワークによる恒久設置のアートワーク、展覧会企画・運営などを行なっている。
髙橋 正晴

Takahashi Masaharu

作家の希望により、小原会館2階に展示しています。
彫刻
髙橋 正晴
Takahashi Masaharu
卒年
文学部芸術学科美術専攻1973
作品名
教育者像(小原國芳先生)
キョウイクシャゾウ(オバラクニヨシセンセイ)
64 x 30 x 45 cm
「立体感動」
様々な思いのなかで無謀とも思われるこの像の制作の試みは改めて「写実」と「抽象」そして「表現」の意味を問い返されるものだったと思う。
主な活動歴
1973年 グループ展(〜2020)
1974年 個展(1994・1999・2000・2016)
1976年 石彫シンポジウム(1977、1990〜1996)
和泉 聡志

Izumi Satoshi

彫刻
和泉 聡志
Izumi Satoshi
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1985 / 芸術専攻 1986
作品名
Saxophone-GN?
サクソフォン-GN?
169 x 80 x 70 cm
楽器?のようなオブジェ。
小さい頃に思い描いた懐かしい楽器の、ありえないけれどもありえそうな、
機械的だけれどもどこか優しい、そんなイメージ。
「鳴るの?」と思わず尋ねたくなるような作品でありたいと思います。
主な活動歴
1961年、北海道生まれ
玉川大学、イタリア・カッラーラ美術アカデミー卒業
イタリア・日本において個展・ヨーロッパ各地のアートフェアー・彫刻シンポジウム参加多数
現在、栃木県那須にて制作
絹谷 幸太

Kinutani Kouta

彫刻
絹谷 幸太
Kinutani Kouta
卒年
高等部 1992
作品名
哲学の石-1
テツガクノイシ-1
5.9 x 13.4 x 5.3 cm 玄武岩・石灰岩・金箔
地球ができて10億年経た海の中の情報を留めている(タイムカプセル)石。生命誕生から1億年、今から34億年前の石(オーストラリアで産出)。緑色の部分が玄武岩、その間に入り込んでいる灰色部分は(水が入り込んで石になったもの)石灰岩です。手に取って、目を近づけてよく観察してみてください。シュウクリームの皮のように、水で急激に冷やされた所(外側)が濃い緑色になっています。この石は、名古屋大学博物館の足立守先生から特別に頂いた貴重な研究資料です。嘘偽りのない地球史がここに記されています。皆さまが「自然に学ぶ」きっかけになれば嬉しいです。
主な活動歴
2002年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程彫刻専攻修了
2003年 文化庁新進芸術家海外留学制度1年派遣 研修地ブラジル,サンパウロ大学大学院(USP-ECA)post-doc修了
2014年 第19回名古屋大学博物館特別展「絹谷幸太・創知彫刻」
2019年 天皇陛下御即位記念モニュメント制作設置/学習院創立百周年記念会館
林田 滋

Hayashida Shigeru

彫刻
林田 滋
Hayashida Shigeru
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1971
作品名
冬の言葉
フユノコトバ
38 x 50 x 48 cm 石彫
ドイツで座って観ていた、ある広場の印象。
主な活動歴
1970〜1987年 一陽展出品
1989年〜 個展
1980〜2019年 グループ展
1989年 台湾国際彫刻シンポジウム
2011年 イスラエル国際石彫シンポジウム
山口 善史

Yamaguchi Yoshifumi

彫刻
山口 善史
Yamaguchi Yoshifumi
卒年
文学部芸術学科美術専攻 1998
作品名
或る肖像
アルショウゾウ
27 x 22 cm 木彫
表層の処理を可能な限り省き人物の存在を追い求めています。又機械工具は一切使わず丸太からかたちを彫り出している木彫は作家の木材への愛着と敬意を同時に感じさせます。
山田 能資

Yamada Takasuke

彫刻
山田 能資
Yamada Takasuke
卒年
文学部英米文学科国際経営専攻 2004
作品名
「感銘の石」「耳当て石」「鳴らし石」
カンメイノイシ ミミアテイシ ナラシイシ
縄文時代より人々が暮らした玉川の大地の記憶を現在へと繋げる装置であると共に、石に耳を当て風音を聴いたり、鳴らしたり、鑑賞したりすることで、プリミティブな感性を育むことのできるモニュメント群を制作致しました。