理事長・学園長 
ご挨拶

令和6年度、卒業生たちの作品による「文化・芸術展」が開かれることは私たちにとって喜びです。大学時代に苦労して学んだことを卒業してからも磨き続け、文化芸術の各界で活躍している芸術家たちの作品を一堂に揃えての展示会です。
玉川学園は個性尊重や開拓者精神、そして理論と実践となる知行合一を目指した芸術教育を推進してきました。
今年も54名の卒業生たちが作品を携えて玉川の丘に集ってくれます。それぞれの分野で活躍する玉川っ子の作品です。どうぞ彼らの労作を鑑賞してください。
玉川の丘は青葉若葉の季節を迎えます。自然は神様から送られた芸術でもあります。卒業生の作品の鑑賞と併せて、どうぞ風渡り緑瑞々しい玉川の丘の風景も楽しんでください。

学校法人玉川学園 理事長
玉川学園 学園長
小原 芳明

学友会 会長 
ご挨拶

玉川学園創立95周年の節目に第5回を迎える文化・芸術展は、玉川大学の異分野融合教育の中心校舎STREAM Hall 2019で2週間にわたって開催されます。

日々さまざまな学部の学生が行き交い、授業が行われている校舎に卒業生たちが制作した洋画、日本画、彫刻、陶芸、染織、木漆工芸、金工、フラワーアートなどの作品が展示されます。
全人教育の玉川でなければ決して叶わないこの芸術の交流には、昨年から音楽家たちも加わり、休日には卒業生はもとより地域にお住まいの多くの方々も来場されるようになりました。

また、咸宜園では文化・芸術展に先立って、卒業生の味岡宗晴先生をお迎えして「春の玉川茶会」も開催され風薫る玉川の丘に文化・芸術の香りが漂います。
玉川のこの春はきっと素晴らしい春になることでしょう。

出展作家、出演音楽家、茶道教授の皆様はじめ、展示会開催の環境をご提供いただいている玉川学園に心から感謝申し上げます。

学友会はこの文化・芸術展が玉川学園創立100周年に向けてさらに在学生、ご父母も参加した四位一体の展示会に発展するよう努力を続けたいと思います。

玉川大学・玉川学園学友会 会長
佐藤 敏明

文化・芸術展コーディネーター
ご挨拶

創立者・小原國芳は、児童・生徒・学生に対し、「本物を見よ」ということを常々奨励してきました。この「本物」とは、「優れたもの」ないし「実物」という意味になります。創立者は、古今東西の優れた芸術や文化を直接体験することにより、そこから得られた感動や経験を働かせて、自己の情操、創造性、判断力を豊かにすることを強調しました。それは、提唱した「全人教育」の価値形成における一つの実践法でもあったといえます。
この「文化・芸術展」では、「本物を見よ」につながる場として、玉川の丘で学び、国内外で活躍されている54名の卒業生アーティストの作品や活動を紹介いたします。展示は、本学が展開している「ESTEAM教育」とそれを実現できる教育施設「STREAM Hall 2019」の1階から5階までの展示スペースを活用しています。
児童・生徒・学生・教職員のほか、卒業生、保護者、地域の皆さまが、優れた芸術・文化に直接触れ、親しむことで創造的な体験につながる芸術鑑賞や参加機会の場になれば幸いです。皆さまのご来場をお待ちしております。

文化・芸術展コーディネーター
柿﨑 博孝

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